忙中、感あり
ようやく年賀状とカレンダーなどの入稿作業が終わってひと息ついた。明日から掃除、整理をしながら、コロナ禍の一年を振り返るのだろう。無かったことにしたい年だったが、考えてしまう一年でもあった。
人、モノ、情報が動いてこそ、カネが動き、経済は回る。流動しなければ経済が保てないというのは、まさに体と同じだ。血やリンパ、髄液が流れていないと決まって体調に変化をきたす。
戻すためには、血液をサラサラにする「go to???」という特効薬の投与。初めは効き目良好だったが、症状との相性が悪くなって投与中止に追いこまれる。
クスリ漬けにしても、体そのものを鍛えなければ、正しい回復にはつながらないのではないか。いつまでも打ち出の国債から小判を出し続けて貰っていいのだろうかと、危惧してしまう。
2020年12月23日 18:04 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
コメント
「味噌漉しの 底に溜まりし おおみそか こすにこされず こされずにこす」よく噺家が枕に振る言葉ですが、もう七日を残すのみとなりました。
どふも日本の遣り方は順序が逆じゃないかと思って居ましたが、漸く經濟より人間が大切だと氣が付いたやうです。菅官房長官も二階總理が會長を務める「旅行業者協會」の方にばかり氣を遣ふのが間違って居た事がやっと解ったんでせうな。
海外の評判も、殆どの國が、日本の新政府は期待外れと書き立てて居ます。兎に角、日本の政治家は海外の政治家に較べて行動を決斷するのが、呆れる程遅いと言ふか愚圖愚圖して居ます。國民はいらいらしてストレスが嫌が上にも溜まって來て免疫力が弱まって來るでせう。是が私の「忙中の感想」
A)
都々逸調でいいですねえ〜
越すに越されぬ大井川と言うのもありましたが・・・
なんだか、心太のように押し出されて、味も素っ気もない一年の終わりです。
歌にも出来そうです (^^;
医療体制の脆弱さを分かっていない、分かろうとしたくない。
現場を与る人たちの大変さを理解していない。
医療>飲食、旅行業界
そして、支持率でようやく動きはじめる。
家族と離れ離れの寂しい正月を迎える方も多いと聞きます。
慎ましく不合理な年を迎えるのも、体験としていいかもしれません。
戦時下では何年も続けてきたんでしょうから、それを少し思って。
それでも国民の顔色を観て動くことが分かれば、まあまあ良いのかもしれません。
顔色を見ても、動かない国もあるようですから。
2020年12月24日 07:28 | 雅蘭洞英齋居士
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