スペルミス


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今日発売予定だったサッポロのラガービールのラベルデザインに、スペルミスがあり発売が延期されたというニュース。「RAGER」と表記されるべきを「RAGAR」と印刷してしまい、出荷前に気付いたという。

厳しいチェックを受けてるはずなのに、なぜこんなミスを・・・そう思ったが、昨年末に同じようなミスをしていたことを思いだした。

「CALEDAR」とすべきところを「CALENDEA」とし、入稿ギリギリまで気付かずにいた。「RAGER」とは、全くの逆だ。そうだと思い込んでいると、チェックは甘くなる。

思えば数年前、甲武信岳で小屋を見つけられず山頂付近で途方に暮れたのも、小屋の位置を尾根一つ間違えて覚えていたからだった。地図を見ても勘違いに直ぐに気付かなかった。あとで10年以上の勘違いをしていたことに気付く。

チェックした担当者を気の毒に思う。このビールは出荷されるのだろうか。


コメント

 僕も先日、此の記事を讀んで、四か所で檢閲して居るのに、何をして居るんだと思った。お座成りに遣って居るからとしか思へない。無責任極まりない。自分が檢閲すると言ふ責任感が無いからだ。責任感が無いのは政治家だけでよい。
 少なくとも、國民だけでも責任を持たふ。思ひ込みと言ふ事もあるが、日本人は英語やフランス語など外國語を遣へば高級に見えると考へる自虐的な惡い癖がある。日本製なら日本語だけで正々堂々とすればいい。
 よく間違へるのにCalendarとCalenderがある。前者は暦、後者は艶出し機で、夫々「暦に付ける」「艶出しをする」と言ふ動詞もある。前者は半分日本語にも成って居るんだから「カレンダー」でも良い。
 先日、東急のバス停で料金を示す英語にAdult(大人)と表示すべきを Adaltと表示して有ったので、東急に連絡したら、何時の間にか英語表示が無くなって居た。もうオリムピックも無いだらふから、間違った英語表示は止めやうよ。

A)
英語、フランス語に堪能な雅蘭洞さんならではの見解ですね。
昔こんな怖い話を聞きました。

ある金融商品で「ビッグ」という申し込み用紙に誤植が一カ所あって
そこの修正をダブルチェックをし、入稿して印刷物が上がりました。

ところがオペレータは、前後の文章までまとめて打っていたらしく
「ビッグ」が「ビック」となっていたのです。

カーボン付きの複雑な申し込み用紙、数十万部がボツとなりました。
高額な保証を求められた写植の会社はそれで倒産・・・

たった一文字で起きたエピソード。
この話を肝に命じて、以後注意をしています。

日本語ですら間違えるのですから、分からない外国語は図や絵のようなもの。
本当に要注意だと思っています。


2021年1月13日 16:46 | 雅蘭洞英齋居士

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