よく思うこと
大根おろしのように心がごりごりとすり下ろされ、痛みとみずみずしさが同時にわき上がってくる。
芥川賞を受賞した宇佐美りんさんの書いた小説「推し、燃ゆ」の冒頭にある一文。
先週末の朝刊に掲載されたに彼女の寄稿文のなかに
人と関わりたくなかったと言ってしまうと、なんだか人嫌いのように聞こえるが、そうではない。人を苦手になるよりさきに、自分をよく思っていなかったので、一人でいなくてはならない、人に近づいてはいけないと感じることが多かった。
若い人の揺れ動く繊細な思いと苦悩が伝わってきた。
コロナ禍の中、若い人たちの将来や未来への苦悩を聞くと気の毒になってくる。生きづらい時代、それでもなんとか諦めずに切り開いてほしいと願う。君たちしか未来を変えられないのだから。最近よくそう思っている。
2021年1月21日 18:42 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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