白川義員写真展


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美術館までのこのアプローチが好きだ


週末、東京都写真美術館で開催されている白川義員の「永遠の日本」を観てきた。見たこともない日本の山々の写真。感想は、圧巻の一言。山や気候、天候の知識、そして写真のあらゆる知識・技術を知り尽している人でなければ、捉えられない写真だった。僅かな光の動きを読んで、一瞬を切り取るために託した時間、そして運。カメラマンの情熱は素晴らしい。

白川氏は普段のインタビューからもいいしれぬ迫力が伝わってくるが、今回の写真、コメントを読み、この方は「理数系に強い岡本太郎」であると確信した。

「かつて誰も撮ったことのない写真」というの拘りが伝わってくる。彼のエネルギー、バイタリティはあらゆる人を動かして、渾身の一枚を生み出してきたのだろう。スタッフの協力、努力も伝わってきた。

全作品のコメントを読んでいたのは、小生だけだったかもしれない。全てを熟読しての約二時間。展示されている山々の3/4には登頂していたので、引き込まれるように観てしまった。そのお陰で帰宅してからコメント集を読み直していくと、ほとんどの写真が、再び目に浮かんだのには驚いた。


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続きは4月からだ


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