浅き川も深く渡れ
Kさんは五人の登山家の他に、写真家・星野道夫も紹介された。彼もまた人生という旅の最中にヒグマに襲われ命を落とした。43才という若さだった。
彼の言葉の多くは覚えていたつもりなのに、小学校の卒業アルバムに記した言葉「浅き川も深く渡れ」は知らなかった。こんな素敵な言葉を小学生が書くのだろうか。
いや星野道夫ならありえると思った。
浅そうな川であっても用心して渡れ、がその語意だが、星野が書いたのなら、もっと深い想いが込められているのではと思ってしまう。
なにか起こしている時、小さなことであってもきっと意味がある。そう思うことが大切だ。こんなことくらいしか思いつかない。
そしてなぜか、開高健の「悠々として急げ」を思い出した。
2022年3月23日 18:17 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
コメントの投稿