はじめチョロチョロ


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板橋の商店街を歩いていると古い蔵をリホームしたお店を見つけた。中を覗くと、竃で炊いたご飯をお弁当にして販売、そして奥と二階は和風レストランになっている。お店の右側のへっつい(かまど)では、二つの大きな釜で、ご飯が炊きあがろうとしていた。

薪で炊いたご飯のいい香りがする。なんか懐かしい匂いだ。こんなところが下町らしい。ご飯もそうだが、風呂も薪を使うと湯が柔らかく感じる。古き佳きものを今に伝える。それも若者が、うれしいことだ。

「はじめチョロチョロ、中パッパ」。最後は、「赤子泣いてもふたとるな」で終わる。昭和の誰もが知っていたお呪い。消えていきかけた言葉が、いま復活していた。


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コメント

蔵は『川越?』なんて思ってしまいました。

大きな竈で、薪で炊いたご飯、きっと最高ですね。
チャンスの時には!と思っております。

A)
川越も歩くと楽しい街ですね。
でも人が多くて、ちょっと疲れてしまいます。

竃炊きのご飯、そう食べられるチャンスはありません。
ぜひ、体験してみてください。


2022年4月13日 16:32 | ゆみゆみ

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