ムクゲ
これ、八重のムクゲ?
今日は夏らしいお天気。抜けるような空と蝉の声。風があり、湿度がやや低く、こんな夏だったらなんとかいけそうだ。
百日紅、ノウゼンカズラ、ムクゲの花が、数日の雨で多くが落ちていた。それぞれの落花は個性的。百日紅は、風が少しでもあるとポロポロと花を落としていく。花の多い木は、ピンクの絨毯のようになる。
ポトリと椿の花のように落ちるのはノウゼンカズラ。なにか潔い男花のような印象だ。ある時からポトリポトリと落ちていく。
そしてムクゲ。開花期間が長く感じるのは、多くの花を付けるからだろう。一日花で、咲き終わると蕾のカタチになって、ポトリと落下してゆく。しめやかで儚く、慎ましい花の哀れを思わせてくれる。
しめやかに
一生の一日(ひとひ)を閉じて
ムクゲ
蕾となって
ほろりと転がる
ブーゲンビリアも蕾となって散る
2022年7月29日 15:03 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
コメント
風車かと思うようなお写真に目を見張りました!
『なるほど、、蕾になって落ちる』
しっかり観察しないといけません…ありがとうございました。
A)
以前からムクゲの落花を見ていました。
まるで枕のようで、夢を見ながら土に還っていくのだろうかと・・・
なんだか、乙女チックですね。
2022年7月29日 17:44 | ゆみゆみ
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