ムクゲ


P7170676-1.JPG
これ、八重のムクゲ?


今日は夏らしいお天気。抜けるような空と蝉の声。風があり、湿度がやや低く、こんな夏だったらなんとかいけそうだ。

百日紅、ノウゼンカズラ、ムクゲの花が、数日の雨で多くが落ちていた。それぞれの落花は個性的。百日紅は、風が少しでもあるとポロポロと花を落としていく。花の多い木は、ピンクの絨毯のようになる。

ポトリと椿の花のように落ちるのはノウゼンカズラ。なにか潔い男花のような印象だ。ある時からポトリポトリと落ちていく。

P7170664.JPG

そしてムクゲ。開花期間が長く感じるのは、多くの花を付けるからだろう。一日花で、咲き終わると蕾のカタチになって、ポトリと落下してゆく。しめやかで儚く、慎ましい花の哀れを思わせてくれる。


しめやかに
一生の一日(ひとひ)を閉じて    
ムクゲ
蕾となって
ほろりと転がる

P7170656.JPG
ブーゲンビリアも蕾となって散る

コメント

風車かと思うようなお写真に目を見張りました!

『なるほど、、蕾になって落ちる』
しっかり観察しないといけません…ありがとうございました。

A)
以前からムクゲの落花を見ていました。
まるで枕のようで、夢を見ながら土に還っていくのだろうかと・・・

なんだか、乙女チックですね。

2022年7月29日 17:44 | ゆみゆみ

コメントの投稿

トラックバック

トラックバックURL: http://1c.3coco.info/mt-tb.cgi/3419