久保敬親さん


28.キタキツネ-513_s.jpg
写真:久保敬親氏


午前中に中標津の写真家、久保敬親さんの奥様より電話が入った。「NHKのウェブに記事が載りました。そして明日、先日受けた取材が、道内のNHKで放映されるようです」。

動物写真家の久保さんとは、事務所が近いという事で交流が始まったのは、30年も前。鳥の写真をお借りしたり、新潟のお酒をいただいたりと、ラフなお付き合いをしていた。

小さな頃から、虫や鳥、動物、自然が好きなこともあって、久保さんの撮る動物たちと背景の自然に心を奪われた。この写真家の待つという時間は、どれほどなのだろう。
一匹のキタキツネの写真を見ながら思った。

思えば、星野道夫の写真の前でも、同じ事を考えていた。ずいぶん経ってから、二人が友人同士である事を知る。久保さんが「いつか星野くんを紹介しますよ」と言った。お二人への親しみがさらに募った。

三年前、久保さんが突然、肺がんで他界された。熊のような人も死んでしまうのか。
微力ながら、久保さんの写真を多くの人に伝えていければと思っている。

久保さん仕事が「ほっとニュースweb」で紹介されています。


コメント

貴重なお話ありがとうございます。
このような流れになって、最高のご夫妻ですね。
「生きている写真…」というのでしょうか。
どのお写真も強い意気込みが伝わってきます。

A)
おすすめの写真集が「日本鳥類図譜」「日本哺乳類図譜」です。
もしかしたら図書館においてあるかもしれません。

無ければ、置いてもらえるよう懇願しましょう〜
どちらも素晴らしい写真集ですよ。

2022年11月10日 16:01 | ゆみゆみ

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