クラス会
中学時代の仲間三人と新年会で盛り上がり、二軒目は新宿西口の思い出横丁の居酒屋へ。八人掛けのカウンターに四人が並ぶ。ビール2本とわずかなツマミを頼んで、半世紀前を回想する。一人だけが「アンタ」、他は皆「オマエ」と呼ぶあう。いつまでも変わらない。
「そうだったのか」「知らなかった」の話もポツポツと出てきて、壁のメニューを眺めつつ、それぞれの頭には、たぶん同じシーンが浮かんで、やんちゃなあの時間を共有する。
先週のことは忘れても、半世紀前のあの日は、消えることのないページとして、会うたびに繰られていく。
2023年1月19日 13:06 | カテゴリー: 歩キ眼デス4
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