手紙(2)


P4290697.JPG
GW、イチョウの下で森のありがたみを実感する

いまもなお都心には、ビルが次々に建てられている。まるでビルの森を造ろうとしているかのように。そのなかにあって、神宮外苑だけは聖域だと思っていた。所有者が明治神宮だからだ(った)。

ところが、そこに目をつけた輩がいた。どんな画策を施したのかのか知る由もないが、明治神宮はいつの間に再開発という名のプロジェクトに加わり、疑問だらけの愚行が動き始めた。

話は戻る。
坂本龍一の手紙に、小池都知事は記者会見の質問に「ぜひ事業者である明治神宮にもお手紙を送ったほうが良いのではないでしょうか。街づくりの意義を坂本さんをはじめ皆さんに伝わるように情報発信するよう伝える」と答えた。

要約すると、私に言われても困る、だろうか。
病に伏せていた坂本は、その10日後に亡くなった。いま都と都知事には、反対派から攻撃的なメールが多数寄せられているという。

二人の識者、『人新世の「資本論」』の著者、斎藤幸平氏と市民運動を展開するロッシェル・カップ氏が、疑問だらけの再開発を語り合っている。
長い対談ですが、ぜひ読んでいただければと思います。


コメント

本の紹介も、まことにありがとうございました(・・;)

怒りを通り越して、とても悲しすぎて…です。
教えてくださりどうもありがとうございます。

A)
この国は、何を考えているのだろうと思います。
目先の利益しか考えていない。
未来などと云いながら、どんな未来像を描いているのか。

騙されてはいけません。


2023年5月 8日 19:05 | ゆみゆみ

コメントの投稿

トラックバック

トラックバックURL: http://1c.3coco.info/mt-tb.cgi/3593