下山後の楽しみ



蔵王の紅葉は、もう少し先のようだったが、蔓系の葉だけは真っ赤だった。そしてナナカマドやイチイの実も鳥にその存在を教えているかのように山のあちこちを灯していた。

遠望と樹々の有り様を交互に眺めながら、蔵王温泉に辿り着く。下山後の楽しみは「風呂→ビール→酒→蕎麦」と決めている。すぐに共同浴場が見つかった。200円を箱に入れて男湯へ。脱衣所は狭い。着替え、タオルをリュックから出して湯船の横へ。熱いことは知っている。湯を汲み、エイ!とばかりにかぶる。熱い、が、これならなんとかいけそうだ・・・。

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湯船には、二人だけ。イオウの臭いが心身に沁みる。歩いてきたルートを思い出しながら、お湯に浸かっていま一度山登り。至福の時だ。

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風呂から出ると、②のおじさんとお話をした後、つきたての餅を食べさせてくれるという店に入る。メニューで悩んでいたら、ハーフで注文が出来ますというので、選んだのが、ズンダ、クルミ、そしてオロシ。お腹が空いていたこともあって、どれも美味いのなんの〜。ズンダの大豆の青臭さが特筆すべき味わい。

地のもの、旬のものこそ、旅で味わう幸せ。そして水も美味しかった。

コメント

映画になりそうなくらいの旅から、
「お帰りなさい!」☆彡

A)
旅は気ままにが、いいですね。
誰もが行くところは、チッラと見るだけにして
小さな発見を楽しむ。
自分だけの想い出にする、これです。

2024年10月 9日 22:33 | ゆみゆみ

蔵王はスキーでしか行った事がありません。紅葉時は綺麗だろうなぁと、思います。
ガスっている時は登りません。危ないし道迷いで、下山できなくなると不安です。以前、雨で目の前が見えず、怖い思いをした事があります。
最近まったく山に行けていません。(転んで右足の膝を打ち、出血。その後も歩くたびに、痛みが走ります)

A)
蔵王は、スキー、夏山、よく行っています。
比較的安全な山かもしれません。

ガスってしまうと、気持ちが動転します。じつはそれが一番危ない。
収まるまで、あまり動かないことが肝心です。

足腰は大切、きちんと診てもらってください〜

2024年10月10日 21:58 | たみ

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