年暮る


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長くかかった仕事を終えたら、なにかスッキリしたくなった。そうだ絵を見ようということで、Sさんからいただいた山種美術館の優待券を持って「年暮る」を見に出かけた。

何度も見ている作品だけど、暮れの忙しさ、慌ただしさを平静にしていく。京都の日本家屋、暮れなずむ時間、青い世界を降る雪が包んでいく。人の暮らしがそこにあり、それぞれの一年の思いを雪が鎮めてゆく。

土牛の「鳴門」、平山郁夫の「シルクロードの遺跡」も展示され、その筆致を見ているだけで心が安まっていくのは、なぜだろう。見つめて佇んでいた画家のその時間を共有できるからだろうか。

本屋さん


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事務所のそばに小さな本屋さんがオープン。こんな小さな本屋さん、いつまで保つのだろうと心配になって、中に入ってみた。文庫本コーナーと趣味の本のコーナーが少しあるだけです。

すると奥からお店の人がやってきて「ここは本の編集とゲーム関係の制作室でもあるんです。これからイベント企画なども開催する予定です」。それを聞いて安心した。 長く本屋さんを続けてくださいとお願いをして、一冊の文庫本を購入した。

自宅の近くでは、若い人が魚屋さんとパン屋さんを開いた。若者が店を開く〜素晴らしいこと〜応援したい気持ちが湧いて、少し元気になった。

風の悪戯?


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風の悪戯でしょうか、こんな楽しいことをしてくれたのは。恋は枯れることなく・・・かな。寒い日に、こんなオブジェ、心が温まります。