和食の日


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「11月24日は和食の日」ということで、毎年、和食文化を啓蒙する広告を創らせていただいている。昨日の読売新聞朝刊に、この広告が掲載された。

昨今、出汁の効いた料理を口にする機会が少なくなった。日本人の健康は、和食にあるのではないかという説がある。時間と手間はかかるが、塩分を抑え、出汁でいただく料理の味わいの深さを体験すると、美味しさが分かるし、その先に健康があるのとすれば、ありがたいこと。

食欲の秋、ぜひ出汁で食材の美味しさを味わいましょう。

準備


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交差点で信号待ちしながら、色づく樹々を見ていると、日本の四季の美しさ、季節の節目を、色やカタチ、そして香りで教えてくれていることに気づく。

雪国では、もう冬囲いが終わっているはずだ。手間のかかる準備の中で、厳しい雪への覚悟が生まれてゆく。

遠くの国で、準備もできず、覚悟だけを強いられる人達がいることを思う。

環境ポスター展


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長い旅から帰ってきました。新宿通りのプラタナスが、ここ数日の寒気を受けてか、いい色に染まっています。季節の帳尻が、ここにきてピタッと合ったようです。

環境ポスター展に出した作品です。今年はいつものシビアな表現を抑えて、昨今の世界の情勢をテーマに、分かりやすいモチーフを選びました。

戦争、紛争、分断と、今世界はとても危険水域にあるように思えてなりません。なぜ対立を選んでしまうのか、勝ち負けを求めるのか。認めあう、分け合うことがなぜ出来ないのか。

多くを語らずの作品ですが、そんな思いを込めています。