母の日


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母の日に見つけた紫陽花


日曜日、駅の花屋さんの前を通ったら、沢山の赤いカーネーションが用意されていた。既に注文を受けているのだろう。娘がカーネーションを送っていた姿を思い出した。

母の日は、絆を深めるいい機会になっている。でもなぜカーネーションなのだろう。バラや紫陽花ではいけないのだろうか。

調べると120年前のアメリカで、一人の女性が亡くなった母を偲んで、教会で白いカーネーションを参加者に配ったのが発端だという。

コインを握りしめて、花を買いにくる子どもたちの姿を見ると、心が温かくなる。もし子どもに戻れるなら、母にカーネーションの一輪を送りたいものだ。

東京港野鳥公園


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都内には、まだまだ知られていない公園がある。その一つ「東京港野鳥公園」に、双眼鏡を携えて訪れた。

JR大森駅からバスに乗り「野鳥公園」で下車。正門を抜けると左右に観察ゾーンがある。海側に向かうとすぐに芝生広場。大きな樹の下には、テーブルと椅子があり、コマーシャルに使えそうな風景だ。休日というのに人がほとんどいない。ここを抜けるとイソシギ橋。

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橋の両サイドの花には、アオスジアゲハが群れをなして飛び交っている。ここを渡ると大きな淡水池。双眼鏡を握りしめ180度目を凝らして鳥を探すが、一羽も見当たらず。
なぜ??少し不安になる。

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次のポイント、ネイチャーセンターへ向う。建物は潮入の池の淵に立っている。ここの広い観察ロビーから池に目を向けると、ようやくカワウ、コサギ、チュウシャクシギ、アオサギを発見〜。窓辺には、望遠レンズ装着のカメラマンがズラリと並び、ときおりシャッター音が一斉に鳴る。
そんなときは鳥が何かアクションを起こしている。

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さて何羽いるでしょう?

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さらに奥の干潟で、コチドリの群れを見つける。保護色で最初は、まったく分からなかった。干潟でじっとしていると猛禽類は見つけにくいはずだ。

半日、散策をして楽しんだが、鳥探しに疲れたら読書にもいいかもしれない。この日は人も少なく、静かな時間を過ごすことができた。

エゴノキ


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五月の花で好きな一つが、エゴノキの白い花。緑の下で、涼やかに下向きに咲いている姿は、凛々しくて可愛らしい。香りもわずかにあって、この下にいるとなんだか心が休まっていく。

なのに名前は「エゴノキ」。調べてみると、果皮に含まれる「エゴサポニン」というえぐ味が名前の元となっているんだと。「ポニン」じゃ、だめだったのか?

ヤマボウシは上向きに、エゴノキは下向きに。五月、二つは「アッチ向いてホイ」。

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けれどこんな組み合わせもある