台風一過


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テレビのテロップに近くの神田川に警報が出ると、思わず観にいきたい衝動が湧き上がる。が、じっと我慢をして、夕方、アササンコースを歩いた。川の流れる音がひと際高く、台風がもたらした雨が凄まじかったことが分かる。

アジサイやビヨウヤナギの花は無事だったが、高いところに花をつけていたノウゼンカズラの多くが散って、ボーゼンカズラ。緑道に散りばめられた赤い花は、台風一過を象徴するものだった。

あるがまま


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カラダが緑に染まりそうなカラマツ林。ハルゼミの声がシャワーのように降りそそぐ。喧しくはない。むしろ涼やかにも聴こえるので、参加者の一人はカエルの声だと勘違いしていた。

自然の音は、どれも優しい。波、川、風、虫、鳥、あるがままに体に入ってくる。色も匂いもそうだ。カラダの中の細胞が喜んでいる(ように感じる)。不自然なものは、人間の作ったモノだけだ。

ストレスが消えていく。元々そんなにあるわけではないが・・・。

風と雲


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風と雲、この二つがあれば何もいらない、そんな気分にさせてくれる空が、富士山の麓に広がっていた。初夏恒例の富士山洞窟探検の企画に六家族が集まり、富士の裾野を歩いて、三つの洞窟を訪ねた。

北海道を思わせるような広い空に雲が浮かび、思わず声が出てしまう。洞窟の暗くて狭い空間からこの壮大な空へ、対比が面白い。

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唐松林では、ハルゼミの涼しげな鳴き声が降り注ぎ、そこを抜けるとカッコーの声。久しぶりに聴くことができて、懐かしかった。ツバメとともに夏鳥として日本列島にやってくる。

季節の移り変わりを生き物たちが教えてくれる。