函館最終章
年寄りは朝が早い。早くにチェックアウトをして港へ来たが、赤煉瓦の倉庫街はまだ開いていない。仕方がないので、ベンチに座ってぼんやり空を見ながら、ポツリポツリと話をする。朝食後、仲間三人が鞄から胃薬を出して飲んだのには驚いた。胃薬は身体への影響はないので、よく飲んでいるという。そうなのか・・・。
この大きな倉庫は「金森赤レンガ倉庫」。明治初期に渡邊熊四郎という男が、九州から函館にやって来て、船具店などを開業する傍ら倉庫の数を増やして財をなし、一代でつくりあげた。倉庫を前にして雲を見ていると、海運業が盛んな頃の、男たちの大きな声が聞こえてくるようだ。
こんなのも、好きだ
三浦綾子文学を支え続けた三浦光世さんが死去された。
一年前にお会いし、そのお人柄と笑顔の素晴らしかったことを思い出した。
合掌。
2014年10月31日 14:35 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメント
楽しいお酒はついつい・・・
飲みすぎましたか?
数年前に 夫とツアーで函館へ行ったのを思い出しています。
A)
飲み過ぎましたというか、持ち込みOKというので、
それぞれが持ってきたお酒の合計が6本。
(´_`。)
呑めるわけありません〜〜
三人が持ち帰りました・・・
想い出を蘇らせましたか〜♬
2014年10月31日 15:40 | おかいこさん
可愛い赤煉瓦倉庫ですね。後ろの山の紅葉も美しいです。
それにしても蔦の見事なこと!
ハコダテニキテクダサイダー!イキタイヤキ。
A)
タイヤキスキヤキチャンチャンヤキタベタイヤキ〜♬
2014年10月31日 17:34 | カニ
函館旅行記、ごくろうさん!
などとは言ってはおられぬ。
こちらでは、市制施行60周年という行事が進行中で、その記念式典会場に展示する写真を選定中なのだ。
あれこれと欲が出たが、そうだこれにしようと選んだ一枚(別送、見てネ!)それは、今まで一度も撮影した事の無い題材、生まれて初めてのモノなら新鮮味があるかと(それほどの事もないか?)
A)
見ました〜〜
素晴らしい!
タイトル次第で、花開く(^_-)かも。
いつ、結果が分かるのかね。
2014年11月 1日 03:13 | 横道それ太
三浦さんの本は図書館でお借りして何冊も読みましたし、読んで印象深かった物は買い求めて持っています。
ご夫婦ともお目に掛かったことは有りませんが素敵なお人だと察してています。
寂しくなりましたです。
A)
光世さんは、慈愛に満ち優しい眼差しをもつ方でした。
お話を聞いていると、こちらまで笑顔になってしまうような
話し振りで、良い時間をいただきました。
きっと誰もが羨むようなご夫婦だったと思います。
またいつの日か、三浦文学館を訪ねたいです・・・
2014年11月 6日 15:14 | tama
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