親子熊のこと
翅がボロボロになっている。クロアゲハだろうか。アザミの花に停まって少ない蜜を吸っている。すでに10月だというのに、まだ生息している。
一昨日、里に下りて来た熊の親子の映像が流れていた。なんと親の後を四頭の子熊が追いかけている。右へ行けば右へ、左のヤブの中に入ると四頭が続いて、いなくなった。
四頭も生まれることがあるのだろうか。しかし同じ大きさの子たちだった。自然界の生き物は、縄張りをもっていて、侵入者が現れると厳しく追い出す。
親子は、エサを得られずに山から里へ下りて来たのだろうか。親を必死に追いかける小熊たちが哀れだった。腹を空かした四頭を連れて、あの後どこへ行ったのだろう。
空腹のままでは、冬を越えられないはずだ。この冬、あの熊たちのことを思い出すに違いない。
2025年10月21日 17:36 | カテゴリー: 歩キ眼デス4
コメントの投稿