2013年11月

さむっ


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ハゴロモジャスミンに産毛!?


今朝は寒かった〜。東京は、今シーズンの最低気温だったそうです。重装備して歩きました。花といえば、もうほとんど菊ばかり。初夏からずっと咲き続けていたハゴロモジャスミンも、花をすっかり減らしていて、香りを失っている。そしてよく見ると・・・花びらに産毛が。寒いからだろうか!?


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さて週初めに見つけた花の名前が分からず、権師匠に相談をしていました。そうしたら、「アブチロン・ヒブリドゥム」だとメールが。アブチロンは、黄色い花だと思っていたので、まったく気がつかなかった。開花期間が長いけれど、この時期にポツンとこんな色で咲いていると、分からないものです。


権師匠から、こんなおもしろサイトを教えてもらいました




キャンドル


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ちょっと前に、大手企業のずさんな管理体制や誤ったメニュー表示が次々に明るみになり、トップが謝罪をしていた。企業はコンプライアンスとかいって、行動指針を作って内部統制の構築に取り組み、社員に対しては行動基準を遵守していくよう求めていた。なのにだ・・・。もしかしたら、企業ぐるみでやっていた!?(のではないか)。利益を出さなければならないし、競争が厳しいのは分かる。が、嘘はいかん!なんせ、食べてもよく分からないんだから。

でもこのニセモノのキャンドルなら、だまされても良いなあ〜とその精巧さに目が点。メラメラはヒラヒラで、ユラユラは電気の灯りなのだ。騙されているのに、なんだかあったかい・・・(^^♪ 


叔母のこと


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ヤマブキの花がすべて散って、だけになっている。じっと見ていたら、叔母のことを思いだした。昨年の夏、庭でこんなことを言っていた。「わたし、ヤマブキの花が散っても、しばらくこのまま楽しむの。可愛いでしょ」と。よく見ると、花びらがないのに、咲いているように見える。なるほど〜と感心した。そんな話をしてくれた叔母が、この夏、札幌で大きな手術をした。背骨が歪んでいく側弯症が進行したからだ。
術後の九月、病院を訪ねた。ずいぶん痩せていたが、美しさは変わっていない。そして気丈夫さも。またあの庭で花を見せて、と励ました。


イチョウチル




夕べの突風と雨で、イチョウの葉が散った。お天気の神様が「もう諦めて、さっさと散りなさいよ」と都庁に向けて、強い雨風を送ったのだろう。葉には涙のような雨粒が付いている・・・。
イチョウは東京都のシンボルマークだ。頭文字「T」をあしらい、色は鮮やかなグリーン。このマークには「躍動、繁栄、潤い、安らぎ」が込められているそうだ。

知事はイチョウマークの緑の椅子にしがみつきたいらしい。とにかく後出しジャンケンの人で、答えがコロコロ変わる。そしてついには、頼んでもいないのに、借用書を出してきた。みっともない人だ。オリンピックで利権を得る人たちは、彼を擁護するのだろう。どんな結末になるのか・・・。

マークに込められた通りの筋書き「躍動、繁栄、潤い、安らぎ」という、人生を目論んでいたのだろう。そうはいかんぞ!
イノセミジカシ・・・ポイセヨポスト〜♬


神宮銀杏並木


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空に伸びる銀杏を見上げていると、まるで北国の秋にいるかのようだ。強い西日が当たって、黄色をオレンジ色に染め上げている。今年の紅葉は、例年より早くて、美しいのではないだろうか。大きな台風が何度も上陸したので、葉が少なくなったのではと心配していたが、そんなことはなかった。
ただ、上だけを見ている分には、気分は爽快なのだが・・・


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近くへ行ってカメラを上げると


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実は、こうよう〜


山茶花


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日の出前は、息が白くなるほど冷え込んでいる。すれ違う人のほとんどは、帽子&手袋着用だ。気合いを入れなければ、外へ出るのが辛い。花も少なくなってきているし・・・。それでもアササン途中に、日が差し始めると、嬉しくなる。光を浴びると、生きていることを実感するからだ。当たり前のことだが、感謝の気持ちが湧いてくる。
すっかり満開になっている山茶花。ちょっと不思議なことに気がついた。
「さざんか」と打てば「山茶花」と出るが、これって、文字が逆じゃない。「茶山花」でしょ。というわけで、調べてみると、ありました。納得です。



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お茶の花に似ているからかな〜、とも思っていました


環境ポスター展



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今月17日から始まった環境ポスター展。会場は、事務所から近くの元小学で、改装された教室が展示場だ。45人のデザイナーが、環境への想いや主張をポスターに描いている。毎年、参加しませんかとお声を掛けていただいていたのに、忙しさにかまけて、観るだけに回っていた。今年は、ヨシッと気合いを入れて手を挙げたのにもかかわらず、構想に苦しんでしまい提出が大幅に遅れた。そんなこともあって、表現についてはライターのWさんから、やはりの厳しい助言をいただき、納得。来年にリベンジだ。

声をかけた友人らに無理を言って、昨日の夕方に来てもらった。デザイン関係、そして歌会の友人たちで、何人かが初顔合わせ。先日の「三弦物語」で知り合った、ガーナ人イラストレーターHさんも駆けつけてくれた。未知の国ガーナを片言の日本語と英語のチャンポンで語ってくれたHさんのおかげで、二次会は盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができた。
皆さま、ありがとうございました。


やったぜニッポン!


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アウェーとは思えない応援席。喜ぶサポーター。しかし寒そうだ・・・


昨日は、美しい月を眺めながらヨルサンをして、早寝。そして今日、早起きしてベルギー戦だ。スイッチを入れるともう始まっている。開始15分、またもや日本のミスで失点。オイオイ〜お願いしまっすよ〜。相手は「赤い悪魔」とヨーロッパで恐れられている世界ランク五位のベルギー。一方日本は、ランキングが下がり続けて現在44位。これは、厳しい〜。ところが前半終了に柿谷のシュート!ヨッシャー!先日のオランダ戦で、決定的なシュートを外していただけに、これで帳消し。良くやった。


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すっかり夢中になって忘れていた。カメラを持ち出して撮り始める


そして後半に入ると、流れが日本に・・・見事なパス回しから、本田、岡崎がゴールを決めていく。まるで夢を見ているようだ。しかし終了間際に、コーナーキックからのボールに文句なしのヘディングを決められて、あわや〜。しかし何とか乗り切って、勝った〜フウ〜。
今日のエネルギーの半分くらいを使ったみたいだが、気分は爽快。夕刊のスポーツ面は、凄い記事になるだろうなあ。


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ザッケの采配と選手起用がやっと日の目を見たのか



三弦物語


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舞台の横に並べられた三味線の数々。ルーツも分かる



神楽坂の友人から誘われて、今年も法政大学主催の「伝統芸能を鑑賞する集い」を楽しんだ。演し物は「三弦物語ー海を渡った三弦の系譜」。中国の三弦、沖縄の三線、そして日本の三味線を様々な伝統芸能を通して紹介、演奏するというもの。
まずは中国の三弦。五本の指に義爪を付けて弾くので、流れるような音が生まれてくる。演奏する女性の背筋も美しく、しばし古き良き中国を感じさせてもらった。三弦の後は、沖縄の三線。14〜15世紀頃、琉球の時代に中国から伝わった。テンポの良い三線の音が会場に広がると、誰かが踊りながら前へ出てくるのではないか、と期待したがそんなことはなかった。

そして長唄。司会を担当する杵屋浅吉さんのとぼけたような話し方がなんとも可笑しく、会場の空気を和らげていく。間合いとテンポが良くて、落語の世界に入っても、味わいのある芸風を確立したのではないだろうか。
あ〜思いだしても可笑しい。
ところが三味線を持つと様子が変わる。やや首を前に出し、頭も目も微動ださせずに、三味線の音を引き出していく。若手のホープとの掛け合うような見事な合奏。そこに歌が入ってくるのだから、もう歌舞伎の世界だ。いいね〜♬
そして義太夫では、浄瑠璃の人形が見えてくるようだったし、若手の津軽三味線が奏でられると、津軽は爆発だあ〜というくらいのエネルギッシュな波動が会場を覆った。じょんがらはラテンのリズムだ。
三味線フルコースが終わると、拍手喝采。大学の主催らしく意義のある企画だったし、想像以上に面白かった。今年で終了なんて勿体ないねえ・・・。


恒例芋煮会


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まずは醤油ベースの芋煮。アクを取っています


日帰りの高尾山だというのに、麓に集合した芋煮隊6人のリュックは、戦地に向かう登山兵!?のように膨れている。なんとも怪しいオジさんたちだ。今回は、何よりも省エネ&スピードということで、ケーブルカーとリフトを使用。しかし、高尾山は相変わらずの人気で、乗り場は長蛇の列。待ち時間を加味すると、歩きと変わらぬ到着時刻になってしまった。


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薫製用の煙突が完成〜上から顔を出している針金は何か!?


一丁平に着くと、まずは6人用のテーブルを確保。各隊員はそれぞれの持ち場について戦闘開始だ。サラダ隊員二人、醤油ベース隊員がすばやく動き始める。こちらは第二部の味噌ベース隊なのでノンビリしていたら、即席スモーク隊員からダンボールで煙突を作るようにと指示が下る。網の大きさを確認してから、ダンボールを適当に折ってガムテームで補強し、とりあえず完成!


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テーブルに戻ると、サラダ隊二人はすでに二種類を完成させているし、醤油ベース隊員も牛肉のアクを取り始めている。クンタマ用の卵を6個剝いて、網に乗せて薫製ダンボールを被せる。お待たせ〜と、まずはビールで乾杯!


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クンタマ6個できあがり〜♬


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針金にはソーセージがぶら下がっていたのです


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隊員それぞれの慰問袋からメザシやらカキピーなどが出てきて、さながら屋外居酒屋が出来上がる。T隊員の作ったハムサラダが美味しい。「これはワインだ!」と声を上げると、ワインが3本出てきた。またまた幸せ気分〜山形系醤油ベースの芋煮がなくなって、庄内系の味噌&豚の芋煮に取りかかる。


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味噌&豚の芋煮がもうすぐ出来上がり〜

具がなくなると帰りは、軽いリュッックで下りられる。これも嬉しい。・・・ダラダラ呑み食べしていると、とうとう人がいなくなった。最後に〆のうどんを投入して仕上げ。「ごちそうさんでした〜♬」。


芋煮会


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えっ、芋煮会!?


午前中の大きな仕事の山を超えて、しばし虚脱状態でした。受信メールを見ると、明日、高尾山「一丁平」で催す芋煮会の連絡メールがアレコレ送られてきます。これは山仲間と続けている恒例の「芋煮会」。
5.6リットル鍋で、まずは山形系の牛肉芋煮を楽しんでから、豚肉と味噌で作るさっぱり系の庄内風の芋煮も食べ尽してしまうという、長期戦の芋煮会だ。アルキメデスは、庄内風を担当することになったので、そろそろレシピを用意して買い出しに向かいます。
しかし、わざわざ山の上にまで、ガスやコンロ、大鍋やら大量の酒・食材を運んで作らなくてもと思うのだけど・・・みんな好きなんですね〜。
寒くなりそうだから、ダウンとゴアテックス上下、手袋に毛糸の帽子も・・・となると、リュックが一杯になりそう。


日本一安い飲み放題


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「あのね〜、これ、止めた方が良いと、おもうよ」と思わず、笑いながら、店員の方に言ってしまいました。
ここは札幌駅からほぼ0分のモダンなお店です。クラス会が終わった日曜の午後二時。つまり五時までの三時間、飲み放題だという。
見つけてきた幹事さんも立派だけど、このお店も太っ腹。どうしてこれが、まかり通るのか!なぜなぜ!?
さて、食べ物はどうなのか?店員さん曰く、殻付き牡蛎の「ドンガラ焼き」がオススメだという。いただきましょう。「バーニャカウダ」!?いただきましょう。というわけで、バケツに入ってきたアツアツの殻付き牡蛎がやって来ました。まあ!どれも大きいこと〜開くとプリプリ!。ウンマイ!!そして、バーニャカウダはというと・・・。マイタケ、椎茸、百合の根に銀杏、そしてホオヅキ・・・。痺れました〜
その他いろいろ頼んで、おひとり様/合計1,350円。札幌は、凄い・・・。


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お洒落ですよね〜



DEKOちゃん


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ローズマリーに小さな花。初めて見ました


母と過ごした後、ホームの近くに住む小・中学校のクラスメイトだったDEKOちゃんの家を妹と訪ねた。前々日の小学校のクラス会、前日の中学校のクラス会でも一緒だったのに、なぜか!?
じつは二次会を中座したときに、カメラをしまい忘れたらしく、DEKOちゃんに預かってもらっていた。
母が入院していた折、そこの病院に詳しいDEKOちゃんが、妹にいろんなアドバイスをしてくれていたこともあって、二人を会わせることにした。自己紹介の後、話題はすぐに庭の花に移った。花好き同士は、すぐに盛り上がる。気遣いなんていらない。
妹は下宿旅館の女将で、DEKOちゃんのお嬢さんも最近、軽井沢の某有名旅館に嫁いだというから、これはもしかしたら縁があるかもしれないと、勝手に思うニコニコの兄だった。


寒波到来


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昨日の夕方、寒い札幌から帰ってきました。寒波に覆われて今も雪が降っているようです。
さて日曜日の朝、目が覚めると外は氷雨。おまけにやや強い風が吹いているらしく、中島公園の樹々が烈しく揺れている。芝生の樹々の周りは、それぞれの葉の色に染まっていて、いかにも秋の公園らしい雰囲気だ。
カメラをかまえていると、手がかじかんでくるわ、傘が風にあおられるわで、上手く撮れない。どれもブレている・・・。寒さを感じてください。


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二ヶ月前は、↓こんなでした
     

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メルトダウン



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大銀杏の気根を見上げて、Iさんは「メルトダウン!」と言った。上手い!座布団三枚!まるでオッパイみたいだなあ〜と思って調べると、別名「乳根(ちちね)」というらしい。なるほどなるほどの好いネーミング。先がちょっと赤味を帯びて、なんかそれっぽい (^_^;)
さて、気根といえば、以前新宿御苑で見たラクショウの根から伸びていた、指のようなオブジェを思い出す。あれも不思議な世界を作っていたな。
銀杏だから雌の木かなと思ってさらに調べると、そんなこともなく雄の木にも起きる。謎なのだ。
そしてメルトダウンといえば、原発。原発といえば、「環境ポスター展」。
ちょっと無理やり〜
ということで、今月17日より「ランプ坂ギャラリー」で開催される「環境ポスター展」にポスター1点を出品しています。お時間があれば、ぜひご覧ください。


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雨の日は・・・


「一雨ごとに・・・」の言葉が身に沁みる今日の雨です。アササンのない日は、未公開のコレクションから。

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石鎚山に吹いていた風は強かった・・・


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振り向けば霧もなくなり・・・また登りたい


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時間があれば、キノコ狩りをしていたかも


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パノラマはこんな写真が撮れる。上から松山城、高尾山林道と杉林


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黄金の綿毛。花の名は何でしょう



合唱



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週末、杉並公会堂で世田フィルの人たちが演奏するコンサートを楽しんだ。メインは合唱で、日本の童謡とレクイエム。前半はピアノソロによる懐かしい童謡の合唱。どの歌からも懐かしい言葉や想像をかきたてるオノマトメが、飛び出してくる。昨日のブログの「赤い鳥〜♬」は、ここからヒントを得た。

後半は世田フイルの演奏でレクイエム。声明のような歌声がホールに響き渡ると、一気に眠りの世界に誘われ、しばらくは ZZZZ・・・。
歌っている方々は、ほとんどがシニア世代。ひな壇に上がるときは危なかしく、おいおい大丈夫かね、と心配をしたが、それぞれの位置まで歩き、こちらを向いた瞬間、どなたも背筋がスッと伸びた。すると、じつに若々しい立ち姿だ。老いたら背筋に従う、ではいけない。伸ばさねば、と思った。

アンコールは「花は咲く」。この詩には、いつも胸を打たれる。

真っ白な 雪道に 春風香る
わたしは なつかしい
あの街を 思い出す

叶えたい 夢もあった
変わりたい 自分もいた
今はただ なつかしい
あの人を 思い出す

誰かの歌が聞こえる
誰かを励ましてる
誰かの笑顔が見える
悲しみの向こう側に

人生は一度きりしかないのだ。自分のために、人のために残りを生きよう。


久々の高尾山



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今日も山ガールたちの明るい声が響きます。


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花がまだ咲いていました。タマアジサイの見どころは、後半です。


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シロヨメナでしょうか。


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ノハラアザミには、蜂君が〜


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こちらはアズマヤマアザミ・・・かな?


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赤い鳥、小鳥、なぜなぜ赤い〜♬


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青い実を食べた〜♬


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緑の鳥〜♬


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黒い鳥〜♬  ウルサイ!(カラス)


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野いちご 甘酸っぱかった〜♬


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そしてこれは頂いて、塩茹でになりました。


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小さいムカゴは採りません。葉のカタチは覚えましょう〜



松山城


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石鎚になかったので、伊予柑ソフトを!



松山には過去二度来ているのに、松山城を訪れていなかった。晴天になった朝、ロープウェイを使わず、県庁、二之丸、黒門口登城道を経て松山城に入った。いったい、いくつあるの!?というくらい、関所のような大きな門が続く。これでは、敵は本丸になかなか到達出来ない。おまけに門の前でウロウロしていると、城壁の小さな窓から弓や鉄砲で狙い撃ちされる。
松山の自慢の「おもてなし」は、ここにはないなあ〜と思っていたら、本丸の広場で袴スタイルのマドンナ三人が、案内サービスをしていた。気分は一気に、坊ちゃんの世界。彼女たちは、しきりに記念写真のサービスをしている。良いなあ〜このサービスは。


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黒門口登城道を登って行くと・・・


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門がいくつも現れる・・・曲がる・・・門が現れる


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案内マドンナが写真のサービスをしてくれる


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いよいよ天守閣へ


さて天守閣へは、長く急な階段を上る。ハシゴのような階段なので、スカート姿の女性たちは、登る前から大騒ぎだ。登って登って、ついに大天守へ。お〜なんと、360度の世界だ。天下泰平の時代、殿様はここから城下を眺めていたのか・・・。台風一過だったので、瀬戸内海の島々や石鎚山などが、はっきりと見える。山の天気はイマイチだったけど、今日は素晴らしい。しばらくの間、四方からの眺めをたっぷり楽しんだ。



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瀬戸内海が見えます


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左奥に石鎚山が見えます


城下町の良さは、なんだろう。松本、金沢、仙台、盛岡、どこにも共通した空気があって、住むとしたら城下町が良いなあと、訪れるたびに思う。市内から城が見えると、なぜかホッとするし、歴史や風土が残っているから、街に落着きがある。そして松山の人たちは、みなさん穏やかで、しみじみ良い街だなあと思った。



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市内のど真ん中にお城。高度感が素晴らしい。松山のスカイツリーだ