べらぼう


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このポスターをよく覚えている


前回の蔦屋重三郎展からすでに15年。NHKの大河ドラマ「べらぼう」で、蔦重こと蔦屋重三郎の人気にさらに火がついた。今週末で終わる蔦重展に滑り込んだが、準備した二時間では全てをゆっくり鑑賞するには足りなかった。

音声ガイドの横浜流星の美声とBGMに酔いしれながら進んでいくと、展示物の一つひとつがドラマと重なり、吉原へタイムスリップしていくような甘美な気分になった。

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江戸時代の傑出した出版業者である蔦重は、その商才を活かして、コンテンツ・ビジネスを際限なく革新し続けた。狂歌の隆盛に合わせて、狂歌師や戯作者とも親交を深め、武家や富裕な町人、役者、戯作者、絵師らのネットワークを広げていく。

人たらしで、商才にすぐれ、ユーザーの視点をつねに意識して、楽しいものを追い求めた才能に拍手喝采!

この時代の空気を、なにか身近に感じ取れたのは、若い頃、仕事仲間たちとワクワクしながら過ごした日々と重なったからだろうか。

コメント

『蔦屋重三郎はそうだったのですね~』

素敵な才能に優れ、
現在も日々わくわく過ごされていらっしゃる
アルキメデスさまを目標にしたいと思うのです…

A)
いえいえ、好きなことに恵まれているだけかもしれません。
ドラマの影響もありますが、新しいものを創る、世に出す、その思いは
戯作者、絵師らの作品からも伝わってきました。


2025年6月12日 17:12 | ゆみゆみ

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