2025年8月

ストーカーサマー


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この暑さ、犯罪的です。いつまでもしつこく付きまとい、追いかけてくるストーカーのよう。名付けるとすれば「ストーカーサマー」。熱を上げるのはいいけれど、もういい加減にしてほしい。

来週からこの熱い輩と離れて、しばし逃避行の予定です。
暫しお休みします。

歩数計


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暑いなかを歩いてはいけないというアナウンスがあったが、体調が落ちていくような気がしたので、早起きをして再び歩きはじめた。

先ずは早く寝ることにして、30℃になる前には歩き終える。シャワーで汗を流した後、歩数計を眺めては悦に入っている。達成すると紙テープが舞い、祝ってくれるので、ますますやる気が出てくるのである。

キャンプ


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先週末、日本山岳会「子どもと登山委員会」の企画で、奥多摩のふるさと村で一泊のキャンプ体験しました。雨の予報を覆して、なんとか降られずに終えることができ、やはり晴れ男なのかなと思いながら、二日間を振り返っています。

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企画、現地調査、準備、実施と参加スタッフの献身的な協力で成し遂げることができたこと。そして参加したご家族にも恵まれたことなど、思い出しながらレポートを書いています。
子どもたちがあんなに焼きマシュマロが好きだとは・・・発見でした。

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甲虫


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アカアシクワガタ(高尾山で)


甲虫の美しさに強く惹かれた少年時代。いまでも中空を飛ぶ甲虫を見つけると、捕まえて確かめたくなる。甲虫には、変なカタチや変な名前が付いている種類がいて、じつに面白い。

ニセ、モドキ、ダマシなどの言葉を入れ、その虫の分類の難しさを伝えようとしている。例えば、コガネムシダマシ、コメツキモドキなど名前と実態の妙に合点がいくと、どんどん引き込めれてしまう。

こんなおじさんがいるから、こんな本が売れているのかもしれない。

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外来種


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優雅に翔んでいるので、最初はアサギマダラかなと思った。よく見ると翅の下部分が赤いので、アカボシゴマダラ。蝶のマニアが飼育して自然に放って増えてしまい、本来の生息地は中国とある。

タイワンリス、キョン、アライグマ、アメリカザリガニなども、いつのまにか適応して数を増やしている。

生き物たちもまたグローバル化していく。仕方がないのだろうな。

オニヤンマ


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コオニヤンマかも

山の楽しさは、虫との出会い。ベンチに座っていたら、目の前に大きなトンボが止まった。懸垂のような止まり方をしているからオニヤンマだろうか。

近寄っても逃げようとしない。子供の頃、オニヤンマは特別のトンボだった。大きさとスピード、辺りの世界を仕切るような悠々とした飛翔に、ただただ圧倒された。

その思いはいまも変らない。この黄色と黒の模様は、蜂やブヨなどが嫌う。オニヤンマの高い捕食性に怯えるからだといわれている。

というわけで、オニヤンマのアクセサリーを身につけていると、虫が近寄らない(らしい)。


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浄心門では風鈴がお出迎え


三連休の初日だけが晴れそうだというので、土曜日、高尾山のケーブルカーで楽をして上がり、浄心門から静かな三号路を歩いた。いつもの週末よりも人が少なくて、ほとんどが外国人ばかり。

緑の中に入ると気温がグーンと下がる。そして広い尾根や森が切れるところへ出る度に、涼しい風が迎えてくれる。これだよこれ〜と、両手を広げて一杯に浴びる。

人生の幸せの一つは、こんな風を浴びること。一瞬の風は、どれほど人を歓喜させることか。気化熱現象もあってヒンヤリ、ハギの花も揺れて、秋の訪れかなと思ってしまった。

夕焼け


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夕焼けのきれいな日が続いている。暑い日を締めくくるかのような夕焼けを眺めていると、なんだか一つグチりたくなる。

また明日も、よろしくねと云われているような気がするからだ。
よろしくと云われてもなあ〜。

トランプ関税


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暑くなる前に、久しぶりのアササンをした。サルスベリ、ノウゼンカズラの花が散り始めていた。この暑さだから、落花も早まっているのだろう。雨不足で立ち枯れている木もあった。

蝉がよく啼く桜並木に入ると、クマゼミの音量が酷い。いずれこの喧しい鳴き声が都心を席巻するのか。

昨日、40度を体験してやろうと歩いてみた。風が熱い、息を吸えば肺まで熱くなり、別の国を歩いているような感覚。工事現場で働く人たちが辛そうだった。

そして今日、都市は35度くらいだろうか。昨日と比べるといくぶん楽に感じる。

なるほど〜、そーゆーことか!トランプ関税と同じだ。

40度の後の35度が優しく感じるのは、25%を突きつけられた後の15%の関税率と同じ。なぜかちょっと心を許してしまう。

はたしてトランプは、この酷暑の中を歩いたことがあるのだろうか。。