2010年10月

ユーモア

今週、展覧会と落語を一つずつ楽しみました。出光美術館の仙がいの「禅とユーモア」、林家正雀の「独演会」です。この二つは笑いでつながっていました。それは渋い芸というか笑い、やはりユーモアかな。仙がいの説明には、「江戸時代の禅僧で日本最古の禅寺である博多・聖福寺の第123世住職をつとめ、数多くの禅画を描きながら教えを説き、民衆に愛された人物」とあります。型にはまらない自由奔放な絵と機智にとんだ言葉が掛け軸などに数多く収められていました。たとえばこんな言葉。「楽しみは 花の下より 鼻の下」「七福を一福にして 大福茶」など、ヘタウマ風の絵のなかに上手くレイアウトされています。禅を極めた先にあったのは、人生を豊かにするユーモアだったのでしょうか。一方、正雀師匠。玄人好みのホッコリと温かくなる芸風は、久々に出会った懐かしい落語家でした。やはり落語家は、年上がいいなあ〜。マクラで話した蕎麦屋への軽妙な愚痴ひとつでも、横丁のご隠居さんが話しているような穏やかな人柄で、笑いの愉しみを深めてくれるものでした。


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皇居方面を眺めながら、仙がいの作品の中にあった一句、
「よしあしの 中を流れて 清水哉」を味わっていました。
※よしあしは葦のこと。良し、悪しと読むことができます。


IMGP7394.JPG知らなくったって笑える、彦六師匠を真似たカッポレ


セイダカアワダチソウ

漢字で書くと「背高泡立草」。「セイダカアワダチソウ」が帰化植物であると知ったときに、妙なイメージもちました。なにか背高のっぽの、にきびブツブツみたいな外国人のイメージです。いまも海を渡ってやって来た、怪しげで巨大な植物といった印象があります。線路脇に伸びている姿を見かけるし、河原や空き地などにも群生しています。住処を追われたのはススキだったそうですが、ここ最近は勢力を盛り返していると聞いて、なぜか安心しています。



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花言葉は「生命力」



ピンクノウゼンカツラ

散歩の途中で見つけた花の種類を本やネットで探すのですが、どうしても分からないことがあります。そんな時は、権ちゃんに相談。画像を送ると、しばらくしてポンと答が返ってきます。いつもよく見つけるなあと感心。この花も「ピンクノウゼンカツラ」だと教えてもらいました。カズラ系の花は、本当に長く咲いていますねえ。
さてもうすぐISSが飛んできます。東京の空には今のところ雲がありません。


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ピンクノウゼンカツラは南アフリカの原産です


ISS

さて生憎の空模様です。お天気が好ければ明日夕方よりISSを、日本の各地の上空で見ることができるのですが、どうでしょうか。明日27日と29日の時間と方角をお知らせします。

10月27日18:01:30〜  西南西〜北北西〜北北東
10月29日17:19:30〜  西南西〜北西〜北東

この情報は権ちゃんからですが、詳しくは下記サイトからも確認できます。
http://kibo.tksc.jaxa.jp/

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旅の空 日本海 車窓から


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今はなき八郎潟あたり  車窓から



マムシグサ

植物なのに動物や鳥、虫の名前がついているものが多くあります。ネコヤナギやアキノキリンソウ、トラノオ、ブタクサ、ヒツジグサなど。またホトトギスやサギソウ、トキソウ、ホタルブクロ・・・。さてこの花の名を聞いた時はドキリとしました。「マムシグサ」。この時期、マムシグサはトウモロコシ状の真っ赤な実をつけ、森林の中で顔を出しているので、かなり目を引きます。名前の由来は、二枚の葉がヘビの鎌首の姿に似ているからだそうです。しかしマムシというより、ハブの姿にみえるのですが、名前のせいか人気がないように思えます。


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花言葉は「壮大」「壮大な美」



今朝の朝日新聞の社会面「五線譜」に十二湖で会った運転手さんが紹介されていました。機智にとんだユーモアは、旅や人生を楽しくさせてくれものだと感じました。22日のブログ「クサギ」は彼から教えてもらった樹木なんです。


カツラ

ブナの森を歩いていると、ときどき甘い香りが漂う。落ち葉から匂っているのだ。色々な葉を拾って匂いを嗅ぐと、ハート型の葉から強く匂う。カツラの葉だ。甘そうな醤油せんべいのような香りが、鼻をくすぐり胸に広がっていく。何枚かを拾って、歩きながら嗅いでみる。どうやら朽ちている葉の方が強い香りだ。醗酵が進むと強くなるのだろうか。♡のカタチをしているのも心ひかれるなあ〜。


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つまり右の葉が、よく香るのです


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反対に臭いのは、この「クサギ」
葉をちぎって嗅ぐと嫌な匂い


白神岳(1,235m)

広大なブナの森を抱え、白神山地にひときわ高く聳えるのは白神岳だ。緯度が高くなると、1,000メートルクラスの山でも、北アルプスの山々にも引けを取らない自然の厳しさがある。この日、白神岳で久々に自然の脅威を体験した。白神岳を最短で登れるコース(約3時間半)を選び、登山口に立って空を見ると、なんとかお天気は持ちそうだった。ブナ林を上がっていくと、倒木につくさまざまなキノコを目にする。森からの恵みを見逃すわけにはいかない。形と匂いをチェックして、とりあえず間違いのないものだけを袋に入れていく。森の宝石といわれるナメコを見つけると心が躍る。茸採りに夢中になってしまい、時間が過ぎるのを忘れていく。その頃から低い雷鳴が聞こえはじめる。まだ音は高く、心配はない。しかし途中でマタギの人から、雨になると言われる。そして中腹のマテ山に着いてお茶を飲み始めたときに、爆発音のような雷鳴が響き、雨が降りはじめた。風もでて雷が低くなってきた。悩んだ末、引き返す決心をする。雨具を装着して下り始めると、雨脚が強くなりすぐ雹(ヒョウ)に変わった。これがけっこう大粒で、葉や木に当たりカチカチと音をたてる。顔や手に当たると結構痛い。雹が終わると今度はシャワーのような雨。南の国で体験するようなザブザブの雨。雨粒を顔で受けて笑ってしまった。シャワー以上の水量だ。人間は自然の中では、無防備なものだと実感する。約一時間が過ぎた頃、空は雨をすべて落としてスッキリしたのか、登山口に着く頃には、雲間から光を落としはじめていた。



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幹廻り5メートル以上のブナの巨木


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登山道の森は明るい


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これが森の宝石


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中腹のマテ山に着くと、風が烈しく吹きはじめる


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朴の葉に収穫の少しを乗せてみる


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ナメコとナラタケ。寄り道するのがわかるでしょ〜♪



白神山地(十二湖)

十二湖は、白神山地の麓に位置し、主な池までの道が整備されているので観光客に人気がある。33の池や沼がブナの自然林に点在し、この日も地図を携えて多くの人たちが入っていた。そんなわけで、アルキメデスは人気のない細い道ばかりを選んで散策してみる。するとここがマタギの人にとって恵の森であることが良くわかる。まず木の種類が豊富だ。ブナだけではなくナラ、カツラ、ホオノキ、クリ、クルミ、イタヤカエデなど多くの広葉樹が混成している。そのままに放置され、朽ちた倒木には、さまざまなキノコが実っている。場所によって木葉の匂いも変わるので、深呼吸ばかりする。獣道のようなところを下りていくと神秘的な池が現れたり、木と木がこすれて悲しいような音色が聴こえたり、白神山地の麓は自然濃度の高い森だった。


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自然観察員に引率されるグループと出会った


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森の小径


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これも


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これも


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ブナの姿。大きな石を抱いている


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獣のように分け入って見つけたビューポイント

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ツートンカラー


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っと大きな道に出ました


五能線

二日目は、弘前駅から秋田行きの「リゾート白神」に乗り白神山地に向かう。沿線にはリンゴ園や畑が続き、昨日見えなかった岩木山が顔を出す(悔しい〜)。一時間ほどすると鯵ヶ沢辺りから日本海が現れる。鯵ヶ沢には、観光の目玉になっている「わさお」という大きな秋田犬がいて、いま映画が作られているとか(スゴイ人気でグッズも売れているらしい)。海沿いを走る五能線は、その景色のよさと世界自然遺産の白神山地人気で、いつも満員。海を見ながら1時間半ほど揺られ、十二湖駅で下車。バスに乗り換え、人気のない散策路からブナ林に入った。

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雨の翌日に、目指した山が見えるのは悔しいものです


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個室車輛もあるので、ゆったり静かに旅が楽しめます


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先頭車輛では、津軽三味線のサービスもあります


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哀しみ本線日本海〜♪ 古い!


岩木山

夜行バスは暴風雨の東北自動車道を北に走り続ける。やっぱり雨男だなあと窓のカーテンを閉め、ふて寝を決め込む。7時半、弘前駅に着くと雨が上がっている。ラッキー!リュックを受け取り、周辺を見渡すと弘前駅が意外に小さな駅だと分かる。まずは岩木山行きのチケット購入して、バス停を探す。土砂降りならどうしようと考えていただけにホッとする。・・・・・10時半、岩木山を登り始めてから、どんどん温度が下がって行く。中腹辺りでガスが出始めたので雨用を装備。風が強くなってきたので、用心しながら登る。八合目辺りの木々はすでに落葉し、背の低いダケカンバは冷たいガスで濡れている。約1時間半後、頂上に着く。三人のパーティと挨拶。一面はガスがかかり何も見えない。お天気の神様が決めたこととはいえ、楽しみにしていた日本海や鳥海山の姿を見ることもできず、ガックリ。しかしなんとか登れたことを良しとして、下山した。


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岩木山は、石の多い山でした


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頂上付近の岩場、覗かずにパチリ



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ナナカマドに木に赤い実が残っています


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岩木山は人気のある山なので、夏場はこの鐘がよく鳴るだろうなあ〜


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下りてくるとこの通り〜


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夕方、津軽弁を聞きながら市場の中を楽しむ。
安い、言葉がまったく分からない!可笑しい!


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ストツモッデイクガ〜?掌より大きいのを完食!ウマイ!


深大寺

植物園裏手の出口から、深大寺に入ってゆくことができます。すると裏門の前に蕎麦が二軒。もう三時過ぎだというのに長蛇の列です。とりあえず深大寺に入ると、鬼太郎ブームが続いているのか、境内も人がいっぱいです。なにか浅草に来ているような賑わいで、歩き疲れも重なり、ぐったりしました。今度ゆっくり見学することにして正門を出ると、そこは門前町の雰囲気で、蕎麦屋が軒を並べています。しかしここも人ひと人・・・。店内を眺めつつ蕎麦をあきらめ、今回は焼き饅頭ひとつを買って帰りました。


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名物とはいえ、日本人は蕎麦が好きなんですねえ


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サンスクリット語のようですが、スポーツ競技のアイコンみたいです


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大きな金木犀に見送られました


   明日オヤスミします。

パンパスグラス

お腹がすいてきたので隣の深大寺に行き、蕎麦を食べようと思ったのですが、どうしてもここに来たら見ておきたいものがあります。パンパスグラス。それは、芝生のど真ん中に悠然と存在しています。誰もが近づいて見たくなるものは、大きなもの、輝くもの、揺れるもの。そのどれもを持っていて、大きな穂は高さ5メートルくらい。何人かが見上げて「大きなススキね〜」(^^; 
一周して分かったのですが、光の加減でさまざまに輝いて見えるんですね。風が吹くたびに、白い綿毛が穂から離れ、芝生の上を飛んでいきます。お腹がすいているのに、見飽きませ〜ん。


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いつも誰かが撮影しています


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逆光になるとこんな色に


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風が吹くたびに揺れて、気持ちがいい〜


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コスモス畑からの風景





深大寺植物園

快晴の昨日、深大寺を歩いてきました。深大寺といえば、NHKの朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」で、主人公が何度も妖怪と出会ったというお寺なんですが、その前にチョッコシ、隣の植物園を歩きました。三連休の最終日、園内は混んでいました。その理由は、ダリアとバラのフェスタがお目当てだったのかもしれません。さて最近とんとお目にかかれなくなった花にダリアがあります。どうしてでしょうか。育てるのが難しいのか、支えの木を立てる作業が面倒なのか、詳しくはわかりません。久しぶりに見るダリアは、さまざまな種類がでそろい、その鮮やかな色が、雲ひとつない空の下で華やかに映えていました。気に入った4種です。


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上から「ノナ」「平和」「お手玉」「レッドベルベット」


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後2週間くらいでバラが満開になります


寒露(かんろ)

今日10月8日は、冷たい露が草木に宿るとされる二十四節気のひとつ「寒露」です。秋を感じる言葉ですね。山登りの話ですが、露が多く下りた早朝、足元を濡らさないように「スパッツ」というカバーをつけて歩き始めます。そして陽が高くなる頃には露も消えるので、スパッツを外してリュックにしまいます。また草木に露がついている日は、きまって秋晴れになり、湿度も少なく爽やかな一日になります。


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金木犀の香りがどこからか匂ってきました



ランタナ

最近よく見かける花にこのランタナがあります。昨日のタマリュウと同じように、この花も手間いらず。花期は春から秋までと長く、ウォーキングコース途中の花壇に、花色を少しずつ変えながら咲き続けています。夏の暑さにも負けず、病害虫にも強く元気そのもの。背丈も伸びて1mくらい。「黄色」「橙」「赤」と変わる品種は「七変化」という和名がついています。
花言葉は、「協力」「合意」「厳格」「心変わり」「確かな計画性」


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花期の長い百日紅もビックリの長距離ランナー


玉簾(タマスダレ)

この花の名前が「タマスダレ」とは知りませんでした。タマスダレ!というと「ア、さて、ア、さて、・・・・」で始まる「南京玉すだれ」。なぜか急にこの意味を知りたくて、調べると〜驚くなかれ・・・、なんと「南京玉すだれ」は中国から伝わってきた芸ではなく、逆に中国で演じて大受けしたという話。実は日本独特の芸で、幕末から明治にかけて流行ったらしく、当時新しいものには「南京ナントカ」と名付けたようです。たとえば「南京豆」「南京袋」「南京錠」などがそうです。大道芸の口上で「これよりご覧いただくのは〜」と始めて、その新しさを強調したかったに違いありません。肝心の「玉すだれ」は!?というと、ごく普通の小さな簾のようです。
話が逸れてしまいました。花のタマスダレですが、白く美しい花を「玉」、細い葉が集まっている様子を「簾」にたとえたようです。彼岸花科で別名「ゼフィランサス」。雨上がりに咲くので「レインリリー」とも呼ばれています。


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花言葉は「汚れなき愛」「潔白な愛」「期待」。素晴らしい〜


西吾妻山−2


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こんな風景を見ながら歩いていると時間と距離感をいつのまにか失ってしまいます。どこまでも歩いていけそうだし、どこで寝転んでもかまわない・・・。溜まっていたものがドンドン出ていって、アタマの中がスッカラカ〜ン〜♪。
乾いた風が植物のわずかな香りを運び、たっぷりの光が山の秋を映し出す。西吾妻山は、百名山の63座目。今年はもう少し登れるかな。



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えっ!ここが山頂?山道に標識が現れる場合があります


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まだ未踏の磐梯山。待ってろよ〜


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雲が舞い、綿アメがつくられているようです


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無人小屋だけど宿泊の設備が整っていました


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絵ハガキのような猪苗代湖からの磐梯山


西吾妻山(にしあづまやま)

週末、山形県と福島県の県境に位置する西吾妻山(標高2035m)に登ってきました。今回は天元台スキー場からロープウェーとリフトを使ったので、楽な登山になりました。山頂付近の真青な空には刷毛で履いたような筋雲が浮かび、遥か彼方には空気も澄んでいるのか、東北の名だたる山々がはっきりと見えます。秀麗な美しさを誇る鳥海山、3泊して縦走した大朝日岳や日本3大バカ尾根のひとつに数えられる飯豊山など、かつて登った山々を見ていると何とも懐かしく、さまざまな思い出が蘇ってきます。今回の西吾妻山は、なだらかな山容をもつ山なので、山頂付近を歩いていても高度感がありません。女性に喩えると穏やかなお母さんのイメージでしょうか。草紅葉と木々の色づきが始まり、秋本番までもうすぐのようでした。


登り口に咲いていたリンドウ


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スキーシーズンには賑わうヒュッテ


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米沢盆地の遥か向こうに見える大朝日岳と月山


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ナナカマドはもう鳥に食べられている!?


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なだらかな山頂付近


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湿原もあり、水面にときどき雲が走ります


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山頂までもうすぐ



雨上がり

朝の気温は、20度を下回っている。雨上がりの緑道はまだ濡れていて、桜の幹はどれも水を含み漆黒の色をしていた。歩いていると、珍しい花が公園の片隅に咲いていた。白い彼岸花!?すぐに彼岸花とは想像できなかった。でも一本の茎から6つの花が外側に咲いているし、突き出たおしべもまさに彼岸花の特徴。別な名称にすれば、きっと人気が出るんだろうに。切り花にして大きなテーブルに置くと、きっとシックで華やかかも。


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放射状のおしべの曲線が華やかさを演出している


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ユウガオかと思ったが、どうもダチュラみたい
水滴のなせるワザか、ポッと光っているようだ