2025年3月

寒い朝


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体調が良くなってきたので、久しぶりにアササンをした。なんという桜だろう。もう開花が始まっていた。そして直ぐ先には、白い花がチラチラ。ユキヤナギの蕾がほころんでいる。

その小さな花のいくつかを北風がゆらす。
吉永小百合が耳元で歌いはじめた。
きた〜かぜ ふきぬく〜さむい〜あさも〜

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吹出している新芽を見ていたら、なにか元気が出てきた。
復活しよう〜! 

終雪


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雨や雪をあらわす言葉が、日本には沢山あるのを知っていたが「終雪」は知らなかった。朝のニュースで、この終雪が紹介された。

春を迎えてから最後に降る雪のことをいう。なるほど、初雪があるのだから終わりの雪がある。お願いがあれば、お礼がある、たしかに。

ふと、いるかが歌っていた「なごり雪」を思い出した。
東京で見る雪はこれが最後だねと
さみしそうに君がつぶやく・・・

終雪よりも、なごり雪の方がいいな。

スノーシュー


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今週末は、子どもと登山委員会の「奥日光スノーシュートレッキング」で雪の中を歩く予定。そんなこともあって、過去のスノーシュー写真を調べていたら12年前の今ごろ、黒斑山(くろふやま)に登り、浅間山を眺めていた。

今の季節、麓は春間近だけど、山はまだまだ冬、その間を行き来するのは楽しい。

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天気予報は当たりますね。午後から降りはじめた雪を暫く眺めていました。喧噪の街が、一転して旅先にいるかのようなしっとりとした風景になりました。

こんな風景をどこで観ただろうと想像すると思い浮かべるのは、東山魁夷の「年暮る」。街は違うけれど、雪がすべてを鎮めているかのように感じてしまう。

大船渡にも降っているだろうか。